骨まで愛して~♪
お寒うございます。
ヴァン・ショウ(ホットワイン)が恋しくなるこの季節。
レストでは毎年、真冬でもチョー薄着な拙が「寒いな・・・」
って口にした瞬間からヴァン・ショウを始めます。
今年はつい先週。
赤ワイン、ブラッドオレンジ、シナモン、クローヴ、レモン、ハチミツ入り。
むかぁし、友人であり木六本のバーテンダーであるYクンに教わった
スペシャルレシピです。
冷えた体に染み入る一杯、おススメでございます。
さて先日、イキがって(書かなきゃいいのに)書き込んでしまった「スペシャリテ」
それは「スープ・ド・ポワソン」なのです。
そう、南仏の香りが怒涛の如く押し寄せる濃厚な魚の裏ごしスープです。
ウチのカルトって、魚料理は比較的少なめなんですけど、
これには色々なエクスキューズがありまして・・・
ざっくり云うと、ビストロってのは肉を食う場所って理由と、おいしく食べて
くれるお客さんが少ないから。
ココは日本だし、魚料理のニーズが多いのは重々承知之助なんですけどネ、
「サカナ食べたぁい!」なんてお客サンに限って「カルパッチョぉ!」とか、
焼いたら焼いたで一番おいしい骨のまわりをガッツリ残してくるんですよ、トホホ。
だったらもう、骨がなきゃいいんでしょってことでスープ・ド・ポワソン。
細かいこと抜きで旨いっすから、骨抜き。
日本人って、どうもスープに対して消極的なヒト多いんですけど、どっこい
コイツは食べるスープ。具は一向に見当たらないんですけど食べるスープ。
その意味は食べてのお楽しみ。
更に云うならココからのヴァリエーションがスゴいんだ、これが。
ブイヤ・ベース、パエーラ、トマト煮込み、その他色々できちゃうんですよ、
このスープから。
オレは皿にソースで絵ぇ書いたり、太平洋のど真ん中にポツリ舟が浮いてる
みたいなのが大の苦手なんでコレなんです。
是非お試しを。
そうそうサカナといえば、「鮟鱇」。
本日仕入れまして吊るして解体&オンリストです。
「アンコウの七つ道具」といわれる肝、ヒレ、エラ、トモ、胃袋、ホホ、
あと一個、なんでしたか忘れました(笑)はクセがなく全て美味。
巷の高級魚でありますが、レストではこなれたお値段でお出しします。
アンキモとゼラチン質の部位は上述スープで煮込んでブイヤ・ベースに、
上身はから揚げの予定です。
当然「骨付き!」
下衆にガンガンしゃぶっちゃってください、そんな店ですから・・・
例外なくウマし!
「吊るし切り」といわれるこの魚独特の下ろし方をお見せしようかと
思ったのですが、吊るした姿がやや不気味で、頼んでくれなく
なると困るので今回はやめときます(笑)。
ともあれ、ぜしお試しを。
写真はそのジャパニーズ・フォワグラ。
早いもの勝ち!
ではでは。。。